世界的な菓子ブランドのMarsは、チョコレートからキャンディー、チューイングガムまで幅広い商品ラインナップを抱える巨大企業として日本をはじめ多くの国でマーケットリーダーとして知られています。そんなMarsがアメリカで販売している複数のチューイングガムブランド、Extra、Orbit、FreedentとYidaの大幅なリブランディング施策を公開しました。過去100年で最大級の刷新施策となるこのキャンペーンは、チューイングガムの根源的な特長である“噛む”という行為そのものに着目しています。

リブランディングの一環として公開されたCMでは「集中したいときに限って脳みそが勝手に喋り出してしまう。そんな脳みそを黙らせるためにガムを噛もう」というシンプルなメッセージを訴求しています。特筆すべきはその表現手法。登場人物たちの額に口がついており、その口が脳のモチーフとしてひとりごとを喋り続けてしまう内容になっているのです。

とにかく集中したいときになぜか脳みそがザワザワしてしまう共感性の高い現象にフォーカスし、それを解決する手段としてガムを描いています。キャンペーンのメインキャッチコピーは“Chew good(よく噛もう)”というもので、噛む行為がもたらすさまざまなメリットを匂わせつつ誰もが理解できるシンプルさが際立つ言葉として多くの人の注目を集めたようです。

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