2023年は“AI元年”と呼べるほど、人工機能を活用したさまざまなツールが発表された1年でした。IT業界においては各社が自社ならではのツールを作ろうと躍起になって開発を進めましたが、ローンチ後に人知れず消えていったツールも数多く存在します。GAFAMの一角を担うマイクロソフトはそんな現状に着目し、あえて人生を変えてしまうほどのAI技術ではなく、日々の生活をちょっとだけ楽にしてくれる現実的なツールの魅力を打ち出したSNS施策を公開しました。動画の中心となったのは2023年にやはり大きな注目を集めたUMA(未確認生物)でした。
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「Windowsは山男が実在するかどうかを知ることはできないが……山男をテーマとしたパーティーを企画するお手伝いならできます」や「Windowsは地球外生命体の存在を立証することはできないが……賃貸住宅に申し込む際にあなたの個人情報を“確認不能”な状態にすることはできます」といったフレーズが連続的に登場するシリーズのCMでは、AIが人類にもたらす甚大な変化ではなく、日常的に使っているツールの魅力を改めて描くことでその重要性を訴えています。
今年メキシコ国内で出土されたと言われているエイリアンのミイラ(実際には動物の骨を組み合わせることで作られた偽物だということが後に判明しました)に端を発した一連のUMA騒動をAI関連の注目度と結びつけることで、慣れ親しんだサービスの魅力を再発見してほしいと願ったSNS特化のキャンペーン企画となったようです。
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