アイロボット社では年末の忙しい時に少しでもルンバが役に立てるように大掃除の手伝いをする「ルンバのお助け大掃除プロジェクト」をスタート。第一回目となる神田明神での取り組みは、インバウンド需要の高まりやドラマのロケ地で使用された影響で参拝客が増えている神田明神の「煤(すす)納め」で10台のルンバが奉仕しました。神田明神が、電気街のある秋葉原や、大手町、日本橋などのオフィス街を氏子区域に抱え、「ITの神様」として知られていることや、アイロボットジャパンのオフィスが神田にあるというご縁から実現したということです。
当日は、まず本殿の中で「煤納めの儀」が行われ、ルンバもお祓いを受けます。その後、神主の方が上から払い、床に落ちた煤を、10台のルンバが連携プレーで吸引。また、境内の神楽殿もルンバに任され大掃除を行いました。神田明神の広報担当・加藤 哲平氏は「氏神様として、“お掃除ロボットのご奉仕”という1つの新しい形が実現し、新鮮だと感じました。ルンバが一生懸命ご奉仕する姿が微笑ましかったです。」とコメントしています。
今回の煤納めでルンバが活躍する様子は、複数のテレビの報道番組やWebメディアで紹介され、千代田区の公式Xでも動画が560万回以上再生(12月17日時点)されるなど大きな話題となっています。
多くの取材や露出を獲得できたポイントをPR視点で紐解くと、神田明神の煤払いという年末恒例の行事である時節性やルンバと神田明神のコラボという最先端×伝統という組み合わせの意外性、10台ものルンバが一斉に掃除を行うというスケール感や珍しさなど、ニュースになるポイントが詰まっています。報道によってルンバの性能の高さが伝わりますし、「一家に複数台のルンバがあっても良いかも」と思う既存ユーザーもいるかもしれません。まさにPRとして大成功と言える今回の取り組みと言えるのではないでしょうか。