この動画はカインズが大切にする、くらしを自分らしくアレンジする創意工夫の精神を指す「くらしDIY」を通して、ちょっとしたアイデアが人生を豊かにする様を、老夫婦のある変化通して表現しています。
いつもの午後。居間でお茶をしている老夫婦が、いつもの定位置から動かず、紀行番組を見ながらぼんやりしていると、インターホンが鳴りました。
訪ねてきたのは息子と孫。「テレビばっかり見ていないで、たまには外でお茶とかしてみたら?」とプレゼントしたのは、アウトドア用の椅子でした。
「部屋に閉じこもってばっかりだから」と孫に促され、庭先に椅子を出し座ってみる祖父母。この息子と孫のちょっとした気遣いをきっかけに、家に閉じこもりがちだった二人に変化が起こります。
椅子に腰掛け、青空の下でのんびりとお茶を飲む。そんなことが習慣となり、夫婦の会話も増えていきます。
さらには椅子を持って公園へ、川へ。アウトドアグッズも揃えながらその行動範囲はどんどん広がり、最後は冒頭の紀行番組で取り上げられていた桟橋に訪れた夫婦の後ろ姿とともに、「幸せを、DIYしよう。」というメッセージが象徴的に映し出されます。
DIY(=Do It Yourself)といえば、プロではない人が自分の力で小物や家具を作ったり、部屋の模様替えをしたりすることをイメージしがちですが、この動画からは工具を使う工作だけがDIYではなく、 人生や生活をより豊かに、自分らしくしていくという意味でのDIYの大切さや、カインズが単なる道具を売るだけでなく、人々の暮らしそのものに寄り添っていきたいとする思いが伝わってきます。