「障害者週間」とは障がいの福祉について関心と理解を深めるとともに、障がいのある方が社会・経済・文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的に制定されています。今回公開されたスペシャルムービー「職場に必要なのは、あなたのやさしさです?」は“働く環境のアクセシビリティ”をテーマに制作され、多様な特性を持つ一人ひとりが特別な配慮なしで働ける環境とはなにかを問いかけています。
この動画は、障がいのある3人の職場風景を描く2種類のCMから構成。前半のCMでは主人公の3人が職場で遭遇する不自由を同僚が「やさしさ」で助ける様子を。後半のCMでは「仕組み」によって不自由そのものが解消された様子を描いています。前半のCMのシーンは障がい者当事者の方々が働く中で実際に体験した出来事を元に構成されており、どれも一見さささやかな、見落とされがちで切実なエピソードです。
また、出演者と制作陣の動画に込めたメッセージに迫るドキュメンタリー動画「『職場に必要なのは、あなたのやさしさです?』制作ドキュメント 〜 撮影の裏側で語るそれぞれの想い〜」も同時公開されています。
Xでは乙武洋匡さんが「よくできた動画。日頃から思っていたことを見事に代弁してくれて、胸がすく思いがしました!」と絶賛。他にも「素晴らしい」「間違いない」といった肯定的な声が多く寄せられています。同社では「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会を作る。」をコーポレートミッションとしており、この動画に接する一人ひとりが、多様な人が集まる職場に必要なものは何なのか。さまざまな人が対等に働ける環境をつくるにはどうすれば良いのか。働く環境のあり方や社会のあり方の本質を考えるきっかけとなるような作品となっています。