アメリカで最大規模のシェアを誇るフードデリバリーサービスのDoordashは、クリスマスシーズンを迎えるにあたりホームパーティー需要が増えることを見越したCMを公開しました。山奥のコテージを借りたり、少し離れたところに住んでいる友人の家を訪れたり、親戚一同でケーキを囲んだり……外食以外の中食需要が増えるであろうという予想に基づいて、咄嗟に食事の用意を忘れてしまった人々に救いの手を差し伸べる存在として自社を描いたCMは、1分尺ながらも最後まで飽きずにしっかりと見られるストーリー性を帯びています。

夜道ゆっくりと進む車に乗った男女3人組が主人公の動画は、いきなりエンジンストールというトラブルに見舞われるシーンで幕を上げます。ホームパーティーへと向かう途中なのに身動きが取れなくなってしまい、挙句持ってくる予定だった食料品も忘れていることに気づく3人……打つ手なしかと思われた瞬間、突如としてトナカイが現れてなんと車を目的地まで押してくれる“奇跡”が起きます。

……それでもまだ食料品を忘れてしまった問題は解決できておらず、どうするか迷っている時に“Doordashで注文すればいいんだ”と気づく3人。いつでも気軽においしい料理を注文できるサービスだからこそ、無事ホームパーティーを開催できたようです。「大きな奇跡は起こせませんが、日常生活の小さな奇跡であればおまかせください」というフレーズで締めくくる動画は、慣れ親しんだサービスをあえて“奇跡”と言い換えることで特別感を演出しました。

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