そんな節目の年、記念日にあわせて「ぜひおいしいごはんをあげて愛犬をかわいがりましょう」という思いを込め、JR渋谷駅ハチ公改札前にペットフード「ココグルメ」の広告が掲出されました。
広告のコンセプトは「忠犬も待てないココグルメ」。ココグルメ最大の特徴であるおいしさ、犬たちの食べっぷりのよさを、ココグルメが食べたくて待ちきれないリアルな犬たちの写真やテキストで表現。「食べたい食べたい」というストレートなコピーがストレートすぎて逆に新鮮。また、ピントの合っていない犬の写真も「食べたすぎて待てませんでした」と添えられていることから、「どんなに賢い犬でも“待て”がしきれず、思わず飛びついてしまう」といったストーリーを想像させるユニークなつくりになっています。
さらに広告面の下段には、全国約800頭のココグルメユーザーであるココグルメ広報大使の中から抽選で選ばれた犬たちがココグルメを食べる様子の写真も掲載。忖度のない犬たちが夢中で食べている姿によって、この広告のコピーの説得力が一段と増しています。
多くの人が行き交う駅ナカでは、広告が見られるのはほとんどが一瞬です。そんな状況下でも、ピントのズレた犬のビジュアルによって生まれる違和感や、忠犬でも待てないほど、食べたくなるキモチを、飾らずに伝えるコピー、夢中で食べるリアルユーザーたちの投稿写真など、ひとつひとつのパーツが、通りすがりでも思わず目をひく仕掛けとなって構成されたクリエイティブ事例になっています。