ユニクロが、循環型社会を目指す取り組み「RE.UNIQLO(リ・ユニクロ)」の一環として新たにUNIQLO古着プロジェクトを立ち上げることを発表しました。プロジェクトのトライアル企画第一弾として、2023年10月11日(水)から22日(日)まで、回収した衣料に手を加えて販売するポップアップストアをユニクロ原宿店(WITH HARAJUKU地下1階 スペース・ストリート)で開催します。

“ユニクロ=安いだけ”というイメージはもはや昔の話。現在はデザインや高い機能性をもった商品展開をはじめ、さまざまな発信や取り組みでもファッション業界を牽引しています。そんなユニクロがいま注力しているのが、資源の有効活用です。このポップアップストアでは、客から回収したユニクロの衣料に、染めと洗い加工を施した「ヴィンテージのような風合いにリメイクした古着」と、染め加工をせずに丁寧に検品と洗浄をし、「その時代のユニクロ」をお手頃な価格で購入できる古着の2種類を販売。さらにこれらの古着を自分好みにカスタマイズできるワッペンを用意し、カスタマイズできるサービスも実施されます。

株式会社ファーストリテイリング グループ上席執行役員の柳井康治氏はこのプロジェクトについて、「服を買う選択肢として古着があることは、廃棄を減らし資源を有効活用することに繋がります。今回ご用意したのは単なる古着ではなく、一つひとつ表情が違い、お客様が新たな価値を見出していただける商品です。」とコメント。また、このポップアップストアによる利益の一部は、地域で活動を行う社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」に寄付され、渋谷区の子どもの健全育成事業推進に役立てられるということです。

資源の有効活用は今やすべてのブランド・企業が果たすべき責務です。業界のリーディングカンパニーとして率先して行うこうした取り組みが、ブランド価値をさらに高めていきそうです。

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