結婚式のスタイルが多様化するなか、注目を集めているのが写真で挙げる結婚式「フォトウェディング」です。全国に23箇所のフォトスタジオを展開するデコルテでも、年間2万組以上が “撮る結婚式”を選択していて、その需要は増加の一途をたどっているといいます。
今回は、そんなフォトウェディングの魅力をさらに多くの人々に知ってもらおうと、名古屋栄の地下街セントラルパークにある「セントラルギャラリー」の壁面およそ100mを、デコルテで撮影された幸せなウェディングフォトで埋め尽くすという企画展示になっています。
展示される100枚以上のウェディングフォトには、デコルテが運営する庭園スタジオ、フラワースタジオなどで撮影されたものから、自然を活かした屋外ロケーションで撮影されたもの、さらには沖縄の宮古島や北海道の美瑛町など、近年注目を集める旅先でウェディングフォトを撮影するスタイル「フォトジェニックジャーニー」で撮影されたものなど、さまざまな写真が採用されています。いろいろな風景のなかで工夫を凝らして撮影された、幸せあふれる素敵なウェディングフォトでいっぱいです。
コンパクトな結婚式が選ばれる時流があったなかに、コロナ禍で大人数が集まる従来の結婚式のスタイルはさらに敬遠され、フォトウェディングという結婚式が選ばれるようになっています。また、現実以上に写真という演出可能な記録メディアにその瞬間を残すことにプライオリティを置く、いかにも現代的な流行ともいえそうです。
その流れを受けての、自社クリエイティブ作品を展示してのプロモーションというのはよくある手法ではありますが、今回はスタジオ撮影以外の写真も含めて、さらに「マーケット規模の拡大」を狙っているところが施策としてうまく成立しています。もちろん、幸せ写真を100mにわたって展示されたら、視覚的インパクトも相当期待できますから、通りがかっただけの人の目にも印象が残りますし、効果的な施策となりそうです。
※参考リリース:【フォトウエディング動向調査2022】数字から見る、フォトウエディングのトレンドは?新婚カップルの74.5%が撮影/平均費用は21万円
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