「LIFULL HOME’S」「LIFULL 介護」をはじめとした事業を運営する同社では、2018年より、既成概念にとらわれない生き方「しなきゃ、なんてない。」というメッセージを掲げています。この企画ではメッセージを体現するため、生成AIを使ってフワちゃんの画像を10,000種類制作。LIFULL公式X(旧Twitter)アカウントをフォロー&リポスト(リツイート)するとランダムで1枚、多様なフワちゃんとさまざまな「しなきゃ、なんてない。」のメッセージが組み合わさった画像が受け取れる仕立てになっています。
10,000種という数にも驚かされますが、生成AIを活用した理由として「自分でも想像しえない」画像を生み出すことができるという意図も、企画の趣旨とよくマッチしています。またメッセージも、「キャリアには一貫性がなきゃ、なんてない。」「学びの場は学校だけ、なんてない。」といった、これまで無意識のうちに自らを縛ってしまっている「しなきゃ」に気づくきっかけを与えてくれます。
企画内容の正式発表に際して行われたメディア向けの発表会では、モデルとなったフワちゃんがサプライズ登場。企画のユニーク性やAIで生成されたフワちゃんの意外な姿なども相まって、翌日のテレビ番組やWebメディアなどのニュースとして多数露出しました。
実は発表会の1週間前に、LIFULL公式X(旧Twitter)アカウントで正体不明の画像として「この画像は誰だかわかりますか?」と投稿。注目度を高めた上で、モデルの正体がフワちゃんであることを発表会で初公開するという情報の出し方など、SNS企画を軸としつつマスメディアも含め広く効果的に訴求したいメッセージを届ける設計の巧みさが伺えます。
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まったく何が言いたいのかも伝わらない写真もどきの群れから今のAIとやらの限界をひしひしと感じる