広告デザイン国際賞「ニューヨークADC賞」を受賞した迷路クリエイターとして、企業とのコラボ迷路や巨大迷路の監修などを多数手掛ける吉川めいろ氏と相模原市がコラボレーションしました。

ご当地迷路カード「MEICA(メイカ)」の配布を市内各所で開始するほか、4日間限定で相模原市マスコットキャラクター「さがみん」の特製迷路シートをJR橋本駅改札前催事スペースで配布しました。今回の企画では、オリジナルの迷路を通して、楽しみながら相模原市に親しめる機会をつくっています。ご当地迷路カード「MEICA」とは、迷路クリエイター 吉川めいろ氏が考案した迷路コレクションカードです。全国の各市区町村の地形を迷路で表現したカードによって全国の地域おこしを後押しするアイテムとして、いま注目を浴びています。

相模原市公式Twitter「相模原市シティプロモーション」と吉川氏のつながりをきっかけに、地域の魅力発見や周遊のきっかけづくりをしていきたいとの想いが合致したことから、今回のコラボが実現しました。吉川氏と自治体との直接的なコラボ(二者間コラボ)は、相模原市が初めてとなります。また、今回の制作物はすべて吉川氏から無償で寄贈いただいたものになっています。

相模原市では、市内外を問わず相模原に関わりのあるみんなのシビックプライドを高めることを目的に制定した全国初の「さがみはらみんなのシビックプライド条例」に基づき、「さがみはらみんなのシビックプライド向上計画」を策定しています。今回の企画は、その取り組みのなかのひとつです。

自社の商品をじっと見てもらうことは、容易ではありません。そのための没入施策として謎解きやクイズをPRの手法とすることが、昨今人気を集めています。リアルな巨大迷路は90年代にも流行りましたが、こちらはグラフィックとして形にしています。この相模原市の施策は、なかなか覚えてもらえない「地域の形」を迷路でグラフィック化して「よ〜く見てもらおう」というところがポイントです。自社の商品やサービスを迷路でグラフィック化して「よ〜く見てもらう」のは、なかなか秀逸なプロモーションアイデアかもしれません。

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