アメリカを中心に活動する動物の権利団体PETAは、さまざまな産業における動物由来の素材の撤廃を求めるよう訴えています。中でもPETAが近年力を入れているのは、人工皮革(じんこうひかく)の啓蒙と市場における普及です。技術の進歩によって動物の命を奪うことなく革製品を自由に作れるようになったことに注目し、より多くの人が人工皮革を使用するようになってほしいという願いを込めたOOHを公開。2種類のビジュアルを通じて、人工皮革そのものの魅力ではなく革製品の製造がいかに環境に負担をかけているかをアピールしています。

ビジュアルでは「アマゾンで行われる森林伐採の内、約80%は牛の畜産農家によるものです。牛の皮と肉のために、多くの土地が焼き払われています。もう革製品はやめて、ヴィーガンなファッションスタイルに切り替えましょう」と呼びかけ。

さらに「1着の革ジャケットを作るために排出される温暖化ガスの量は、人工皮革のジャケットの7倍にも上ります。もう革製品はやめて、ヴィーガンなファッションスタイルに切り替えましょう」と訴えており、インパクト抜群のビジュアルとともに動物由来の皮革からの脱却が人類全体にとっていかに有意義であるかを描きました。

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