2007年にテキサス州で設立されたVital Farmsは、最新技術と昔ながらの放牧手法を組み合わせて産まれた卵やバターを販売している鶏卵会社です。そんなVital Farmsと競合他社との最も大きな違いは、鶏たちを自由で伸び伸びとした環境で育てていること。このメッセージを印象的に描くために同社が公開したのは、世界中で話題になったTwitterのサービス名変更をモチーフに企画されたOOHでした。

“Roam free, little bird. Live the way our hens do(小さな鳥よ、自由になれ。わたしたちの鶏のように)”というキャッチコピーが書かれたOOHは、Twitterの旧ロゴを彷彿とさせる鳥のアイコンが飛び立とうとしている様子を描いています。イーロン・マスク氏の経営判断によってサービス名がTwitterからX(エックス)に変わってしまった世界的なSNSの話題に乗っかることで、自社の特長を描きつつ多くの通行人の注目を集めた事例となりました。

元々は青色が特徴的だったTwitterとは対照的なVital Farmsのブランドカラーである赤色をふんだんに使うことで、印象的かつ力強く自社の強みを打ち出すことに成功しています。

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