明治三十四年(西暦1901年)創業の海苔問屋「高喜商店」から新たに発売開始となったのが、既成概念を覆した革新的なパッケージとして開発された「ワイドチャックパッケージ」の家庭用焼海苔です。

海苔を取り出す際に起こりがちな「海苔が割れる」や「たくさん出てきて戻せない」などの使いにくさを解消するため、新しいパッケージの開発に着手するとともに、海苔とともに歩んだ120年のノウハウを活かしました。

従来の海苔製品は、上部が開け口となっているのが定番でしたが、新たなパッケージでは、開け口を長辺であるサイドに変更しています。それにより、開け口が約2倍広くなるうえに、自然な動作で取り出しやすく、使いにくさを解消することができました。

今回発売となった商品は、家庭でよく利用されるシーンにあわせた「おむすび用」と「手巻き用」の2種類のラインナップが用意されています。

おむすび用には、海苔の風味が豊かで歯切れがよくお米との相性も抜群、しかも長時間巻いていても溶けにくい新海苔を使用しています。また、手巻き用は、さまざまな巻き方に利用できるようにと、半分に切れているハーフサイズとなっています。こちらもパリパリとした食感と滑らかな口当たりに加え、上品な旨味が特徴の新海苔を使用しています。

ユーザーとしては日々不満をもっていても、あまりにも日常すぎて気づかない、もしくは具現化できないままということも多いはず。そこへ明確な改善策を提示されると、一度は試してみたくなってしまいます。この「海苔が割れちゃう、戻しにくい問題」も、そんな日常の不便さを使い勝手の良くなった実物「海苔が横から出てくるワイドチャック」を見せることで、グッと選択優先度が上がります。中の商品に変化がなくとも、今回のパッケージの工夫アイデアのように、ヒット商品が生まれる可能性はまだまだありそうです。

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