初年度となる今年、大きな目玉コンテンツのひとつとして、期間限定で「デカイ虫かご」イベントを開催決定。エンタメでありながら、地産地消にもこだわったSDGs要素も含んだイベントとなっています。
先日実施されたイベント日では、午前9時……普段はまだ静かな時間帯のキャンプ場に、この日に限っては元気いっぱいの子どもたちとサポートする親御さん(特にお父さん)が列をなしていました。彼らの目的は「デカイ虫かご」のなかでカブトムシたちと遊ぶこと。イベント初日にも関わらずキャンプ場に集まったファミリーは100組を超え、遠方からこのためだけに訪れた人も多くいるなど、イベント運営スタッフ一同反響の大きさに驚くばかりとなりました。
今回の期間限定イベントは、日本初にして世界でも類を見ないものとなっています。キーアイテムは2つ。
1つ目はイベント名でもある「デカイ虫かご」です。イベント名にあえてシンプルな「デカイ」をつけたのには「虫かごの中に人が入る」という世界観の体験にワクワクしてもらうためとのこと。また、今回特設されたのは、誰もが想像するいわゆる普通の虫かごサイズの約11万倍というとんでもない大きさとなっています。
2つ目は約100万種以上いるとも言われる昆虫界の2大エースであるカブトムシ&クワガタがたくさんいて採り放題という、子どもにとって夢のような環境づくりをしたことです。制限時間30分以内であるものの、広い野山から昆虫を探し出し捕まえる一般的な昆虫採取とはちがい、入り口で支給される虫かごにどんどん捕まえられる、採り放題のシステム。どんな年齢であっても思いきりカブトムシ&クワガタと触れ合うことができます。
より大きなサイズのカブトムシを探し出すもよし、木の影などに隠れたクワガタを探し出すもよし、写真・動画を「撮り放題」するなど、親子でさまざまな遊び方ができる虫好きにはたまらない空間コンテンツとなっています。
今回のデカイ虫かごの制作はすべて地元群馬県みなかみ町の業者に依頼し、カブトムシ&クワガタについても地元自治体などから協力のもと、輸送をともなわずに地域で最大限活用するという地産地消にこだわっています。キャンプ場を盛り上げるためのひとつのエンタメコンテンツであるものの、ただ単純におもしろいだけではなく、「地域共創」を掲げ、地方をも豊かにする活動の一環として取り組んでいます。
快適な住まいを提供し続けてきたオープンハウスグループが、カブトムシ&クワガタのための”デカイ家”であると同時に、子どもたちの”夢を叶える家”でもある「デカイ虫かご」を建てる。虫が5,000匹という数字のインパクトだけでなく、不動産会社のオープンハウスだからこそできた粋な施策です。キャンプ場への集客に、虫かご制作から虫の調達までを地元で地産地消するという発想も素敵です。「地域共創」の新しいカタチがありました。