ポップスやヒップホップなど、ジャンルを問わず多くの音楽は聴く人の気分を明るく前向きにさせてくれます。落ち込んでいるときに聴いたり、やる気を上げるために聴いたり、ポジティブな要素と結びつくことが多い音楽ですが、あえて陰鬱な気持ちになりたいときに聴きたくなる曲もあります。そんなネガティブで暗い楽曲を歌うアーティストが多数所属するシカゴの音楽レーベルCheckered Past Recordsは、“ネガティブ”という音楽業界においては特殊なポイントにフォーカスしたプリント広告を公開しました。

“まるで抗-抗うつ剤を摂取するかのような音楽”や“歌って踊れる、ではなく、泣いて喚ける音楽を”といったとにかくネガティブな印象を与えるキャッチコピーが書かれたビジュアルは、よく言えばレトロ、悪く言えばどこか物悲しい雰囲気を醸し出すレコード専門のレーベルならではの暗さを演出。

音楽の広告で使われがちなキャッチコピーとは真逆の訴求にすることでしっかりと目立ちつつ、自社アーティストの特長も印象的に伝えることに成功した施策ではないでしょうか。

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