イタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウィーク(以下デザインウィーク)は、例年30万人以上もの参加者が国内外から訪れる大きなイベントです。ミラノ市内の多くの商店や宿泊施設が賑わうかきいれどきでもあるのですが、あまりに多くの人が一度に訪れるイベントの性質上“来場客が飲食店に入ることが困難”という深刻な課題もあります。30分以上並ぶのは当たり前で、テイクアウトを試みようにも街中で食べる場所はなく、多くの観光客がいわゆる食事難民になる現象が発生してしまうのです。そんな課題を解決へと導くため、現地のマクドナルドはデザインウィークの会期中限定で“パッケージそのものがテーブルになる”画期的なテイクアウト専用容器を開発しました。
その他のPR事例についてはこちら
“TableToGo(テイクアウト専用テーブル)”というシンプルな名前が付けられた容器は、特殊な形状をしたパッケージを指示に従って組み立ててガードパイプの上から被せればあっという間に簡易テーブルになるというもの。路上で飲食が可能なスペースが限られているミラノ市内であってもどこでもマクドナルドを食べられ、食事が終わった時にはゴミを容器に入れて廃棄することもできます。
多くの人が一堂に会する一大イベントならではの課題を、再現性のあるユーザビリティという観点で解決した事例は今後世界中のテイクアウト専門店に広がっていくかもしれません。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。