過去10,000件の案件を通して、制作の生産性高くなり余力が増えているために開始したとのことですが、完全無料、24時間以内納品、高品質(数百万円~10億円超の案件で受注してきたノウハウを活用)という3拍子揃ったサービスには驚かされるばかりです。
今回のサービス開始の背景には、コロナ禍を経て、経済活動の正常化にともなって空間への投資の中でもビジネスを加速させるためのデザイン投資が大きな高まりを見せていることがあるといいます。
日常生活の行動様式の変化とともに、オフィスや商業施設、ビルや住宅といった不動産など、あらゆる空間設計、体験価値の向上が求められる一方で、その体験やデザインを作り出すデザイナーや不動産事業者は、そのユニークさや品質を具体的な完成イメージで想像してもらい、顧客の意思決定をサポートする必要があります。意思決定のためにCGパースの利用は一般的ですが、高いスキルや高額のPCやソフトウェアが必要なため十分な品質のイメージを提供できないといったケースが散見され、機会損失をしています。
PersGPT(パースGPT)では、そのような課題を持つデザイナーや、不動産事業者をはじめとした空間デザインを提供する会社・個人を支援することで、より良いオフィス環境・商環境・住環境・不動産を増やし社会全体の発展に貢献することを目指しています。
余剰の制作リソースを完全無料提供の制作サービスにあてることで、自社の制作CGパースのクオリティを広く知ってもらうきっかけにもなり、これまで以上に間口を広げることで依頼の幅も広がり、ひいては制作データのストックも飛躍的に増やせるといった期待ができます。「損して得取れ」ではないですが、頭打ちになりそうな需要を、これまでと違った方面からアプローチすることによって掘り起こそうという試みとしても成功の可能性を秘めているのかもしれません。