小売店や飲食店をはじめとしたサービス業において、質の高いサービスを提供することは事業そのものの評判へと直結します。ビジネス上、重要な要素にもかかわらず、その宣伝手法は限られており、ユーザー目線を無視した一方的な訴求にしてしまうと信憑性を失って、ブランド価値そのものを失墜させる危険性すらあります。全店舗の店長が光学技術者であり、専門的な知識の豊富さに加えてハイレベルなサービスを特長とするメガネ専門店Specsaversは、そんな自社の優位性を「恋愛風」の表現に落とし込んだCMを公開しました。
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「もう8年も付き合っているんだ。真剣に向き合いたいと思っている相手だよ」と語る男性の様子から動画は幕を開けます。「わたしの目を見つめて微笑んでくれるのが嬉しいの」や「僕のことを第一優先に考えてくれる。優しさと温かさにあふれた関係性なんだ」をはじめとした、恋愛を匂わせるようなセリフを語る登場人物たち。その表情はまるで思いを寄せるパートナーのことを考えているかのようですが……。
実はSpecsaversの店長を語っていることが判明します。顧客を何よりも大切に考え、専門的な指導を行い、ビジネスライクではなくこの上なく親身なサービスを提供していることをユーモアたっぷりに伝えた施策でした。
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