大手のブランドからD2Cブランドまで、日々多くの会社が参入するアパレル業界では、その発展と比例して持続可能なビジネスの展開を行うことの重要性が注目されています。ヨーロッパにおいては年間200万トンもの衣料品が破棄されているデータがあり、リサイクル品としての回収や中古市場での流通など、無駄な廃棄を少しでも削減するためにさまざまな手段が講じられています。

ドイツ・ベルリンに拠点を構えるアパレルブランドZalandoは一般ユーザーから集めたリサイクル品を販売する新しいサービスを開始し、そのプロモーションを行うために文字どおり“リサイクル”をフックにしたOOH施策「Pre-Owned(中古品)」を公開しました。

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同施策は、Zalandoの下に集まった何千ものリサイクル品を使い、美大生の協力を借りながら本物のアートに仕立て上げるというシンプルながらもインパクト抜群なもの。

色味や質感の違う洋服を使い分けることで、本来であれば廃棄される運命だった多くの衣類品をさまざまな人間をかたどったアートへと生まれ変わらせました。OOHの公開後には実際にZalandoのサービス上で販売され、アパレル業界の持続可能な発展を目指す試みとして、多くの人にアピールすることができたようです。

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