多くの人が共通認識を抱いているブランドだからこそできる、シンプルながらも意外性のあるコミュニケーション手法があります。“色”を活用したコミュニケーションはその一つであり、フランスのマクドナルドはじゃがいも以外の野菜を活用したフライドポテトを発売するにあたり、同社のコーポレートカラーでもある赤と黄色をあえて変えたCMとOOHを公開しました。
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ビーツやにんじんを原材料にした新商品最大の特長は、味や栄養価だけではなく一目見ればわかるほどの鮮やかな色です。意外性のある色をフックに企画されたCMでは、街中に存在するあらゆる物の色をまるで魔法のように変えてしまう少年の様子が描かれています。
OOHの方では、ドラキュラやチャップリン、怪傑ゾロをはじめとした“特定の色がイメージカラーとして存在するキャラクター”たちの色味が変わってしまった様子を表現。「新しい色、新しいベジタブルフライ」というシンプルなキャッチコピーで誰が見てもわかる真新しい商品の視覚的な特長をアピールしました。
食べ慣れた親しみのある商品でもカラーリングを変えることで目に留まりやすくなり、新鮮な印象を与えられることを証明した広告事例です。
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(ID:1126212)
食欲が失せる色で?