カナダのケベック州で摂食障害の啓蒙活動を行うNPO・Anorexia and Bulimia Québecが、過剰なトレーニングに取り組むアスリートや過度なダイエットを行う人は摂食障害に苦しむ可能性があることを示したプリント広告を公開しました。年齢や国籍、文化的背景を問わず多くの人を襲う疾患を“檻”にたとえることで、自分自身はもちろんのこと、周囲の人にも目を向けたくなるような構成に仕上がっています。

上半身があらわになった2人の男女の様子を描いたビジュアルをよく見ると、背中や腹部を突き破ろうとする不気味な人物がいることがわかります。「過剰なトレーニングは“檻”になりかねない」や「ダイエットは“檻”になりかねない」というキャッチコピーが書かれていることで、突き破ろうとしているのはその人自身であるということが明らかになります。

Anorexia and Bulimia QuébecでExecutive Directorを務めるJosée Champagneは「孤独感は摂食障害を加速させる主な原因の1つであると言われています。わたしたちの目的はそんな孤独感に苦しむ人々と、その周囲の人々を適切な診断や処置を通じて救うことです」とコメントし、日常生活の延長線でいつか起きてしまうかもしれない摂食障害の恐ろしさとその対策について語りました。

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