乳幼児向けの便利グッズを販売するFrida Babyは、一見すると使い勝手が悪そうであったり、効果に懐疑的になってしまう商品が実はとても便利であることをアピールするために、実際に使用した親が投稿したレビューをストーリー仕立てにし、説得力を持たせたCMを2本公開しました。

「リアルレビュー」というシンプルかつストレートなタイトルが付けられたCMシリーズは、使用前後のリアルな親の声をエンタメ風の表現手法で描いています。

便秘やガスがお腹に溜まってしまった赤ちゃん専用の浣腸が登場するバージョンは、母親がカメラに向けて悩みを語りかけるところからはじまります。「わたしの生後7週間の赤ちゃんは、すごい頻度でおならをするのに、うんちはちょっとしか出ないの。お腹は常に張っていて、マッサージや脚の運動をしても効果はなし。3日3晩泣き止まずにいて、わたしも疲れて諦めかけていたときにこの浣腸にすべてを賭けることにしたの」。

「使った瞬間……すごい花火のような音と強烈な臭いのおならが出て、あふれんばかりにうんちが飛び出してきたの。うんちまみれなのにこんなに幸せな気持ちになれたのははじめてだった。こんなに素晴らしい商品を作ってくれてありがとうFrida!」と締めくくり、育児の生々しさと大変さを描きつつ、Frida Babyの商品を上手に活用すればいろんな悩みを解決できるという利便性を描いています。

また、鼻水が止まらない赤ちゃん向けストローのバージョンでも、「正直言うと自分の子どもの鼻から鼻水を吸い取ることにはすごく抵抗を感じたの。でも、この子が寝られないと親のわたしたちも寝られるわけなんてなくて……」と、対処に困ったカップルの様子が描かれます。

「でもいざ使ってみると……この商品ができる前、みんな一体どうやってたの!? ってくらい簡単で。Frida最高! 全財産あげちゃいたいくらい!」と、使用前に感じていた抵抗感は杞憂であったことがリアルな親の声として紹介されます。

商品の特長を企業側の言葉ではなく、実際のユーザーの声としてアピールすることで使用シーンの想像もしやすく、より強い説得力を帯びせるという告知方法に挑戦した事例となりました。

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