企業にとっての記念行事をユーザーと分かち合うことで親近感を抱いてほしいというシンプルな試みで、動画では冒頭、「ニュージーランドの未来を担う子どもたち、こんにちは! 格安の通信プランや高速インターネット、企業の合併について何も知らないこの子たちがなぜここにいるのかというと、特に理由はありません。ただ、現金を受け取りに来ただけです」とナレーションが流れ、スマートフォンやパソコンで遊ぶ子どもたちの様子を紹介します。
後半は「ニュージーランドを代表する通信会社が合併して、新しい2degreesが産まれたのと同じタイミングで誕生した子どもたちの未来を祝福して、ボーナスを配ります。カメラに向かって、ハイ、2degrees!」と告知して幕を下ろします。
一般ユーザーからすると何が変わるのかわかりづらいような企業都合のニュースを、あえてユーザー主体のキャンペーンに変えることで合併直後の認知アップを試みた施策は、広告主だけでなく新生児たちの未来も作り上げていきたいブランドの想いを体現しました。
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