本作「Make New」には、くらしに寄り添う未来の定番をつくり次の時代の豊かさを実現していくという、創業以来変わることのない挑戦への決意を込めており、冒頭のエピグラフは創業者である松下幸之助さんの言葉が引用されています。
その後は一面がブルーの布に覆われた無機質な世界で、人間の手が一枚の布を取り払うと、それを機に生命力溢れるグリーンの世界へと移り変わっていきます。これは、より豊かでより持続可能な世界の幕開けを意味しています。
また撮影技法も特殊で、セットも人もすべて上下を逆さに撮影することにより、重力に逆らうように布がいっせいに舞い上がる壮大なビジュアルを実現。
映像内に登場する性別も国籍も異なる7人のダンサー・アクターは、「上下逆転」という状況のなかでいかにして躍動感と浮遊感に溢れるダンスを実現するかという点に苦心し、撮影前からトレーニングを重ね、布の落下テストを繰り返し、撮影本番に臨みました。
セットにある床(天井)一面の青い布は一度落下させると貼り直しが不可能となるため、本番は失敗の許されない一発勝負。極限の緊張感のなかでダンサー7人の呼吸がぴたりと合い、完璧なダンスを成功させると現場には歓喜の声が響き渡ったそうです。
TVCMの30秒バージョンでは、画面中央のQRコードからスマートフォンを介してオウンドメディア「Make New Magazine」につながり、TVCMだけでは完結しない、メディア連携の新たな可能性に挑戦する同社の姿勢が伺えます。