ルーマニアのマクドナルドは、労働市場における若者たちのイメージアップを図るブランディング動画を公開。動画では、しばしば「信用ならない」「何を考えているかわからない」というレッテルを貼られてしまう若者たちは決してそのような存在ではなく未来への希望であるというメッセージを訴求しました。

「#SomethingGood(未来にとっていいことを)」というタイトルの動画は、ルーマニアで絶大な人気を誇るアーティストBrujaのナレーションをバックに、さまざまな若者たちの様子を紹介しています。「彼らを見てどう思いますか? 画面の中に囚われた救いようのない存在だと感じましたか? もしそう感じたなら、もっとよく見てください。彼らと対話してください。バーチャルな世界に居場所を求める彼らは、現実世界での明日を作る唯一無二の存在です」。

「笑顔と労働の対価を結びつけることができる人たちです。朝までパーティーしても、翌日絶対に遅刻をしない人たちです。自分のことだけでなく、周囲の人々を巻き込んで“シェア”をすることの大切さを理解している人たちです。そんな彼らと、真剣に向き合ってみてください。そうすれば、彼らがこれから作り上げていく世界の意味がわかるでしょう。わたしたちは、ルーマニアの若者を信じています」

デジタルとバーチャルな世界の発達により高齢者との間に溝が生まれてしまった若者たちに対し、彼らの未来を信じるという力強いメッセージを打ち出した背景には、同社の従業員の44%が25歳以下ということから、その採用面でのブランディングと同時に社会全体へ意識を変えるよう呼びかけた施策でした。

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