夕食時の様子を描いたバージョンでは、母親が「今日の夕食の材料は全部Ibottaで買ったからキャッシュバック対象なの。いつも使っているお店でいつも買っている商品であったとしてもキャッシュバックされるのよ」と家族に向かって説明。すると、話を聞いていなかったであろう子どもが「わかったからコーンチップスをちょうだい」と要求します。
しかし、袋の中から出てきたのはコーンチップスではなく、なんと大量の現金。特に動じることなくお皿に流れていく札束を見つめる少女でしたが、父親は「コーンチップスなんかよりも先にこのおいしい七面鳥を食べなさい」と言い出します。
一瞬緊迫した空気が流れたかと思いきや「なんてね! ぼくがきみに指図をするわけないじゃないか! なぜならわたしたちはIbottaの素晴らしさを伝えるために作られた偽物の家族だからね!」と笑い始めます。
男性の後ろに飾ってある時計からも札束が噴き出し、母親役の女性が注ぐ飲み物のパッケージからは大量の硬貨が登場し、キャッシュバックというサービスの特長をユーモアたっぷりの表現しました。
実店舗だけでなくオンラインショッピングもキャッシュバック対象であることをアピールしたバージョンは、ソファに座りながらパソコンを触っている男性の胸ポケットから札束が湧いているシーンからはじまります。「どうしてシャツからお金が出ているの?」という質問に対して「Ibottaを使ってオンラインで買ったからね。なんでもキャッシュバックしてくれるんだよ」と淡々と答えます。
ふと横に目をやると、シャツと同じように札束を噴き出しているソファーや、アイスクリームを食べているはずなのに口元に硬貨が張り付いている子どもたちの姿が。どうやら家の中すべてのものをIbottaで買ってしまったために、あらゆるものから現金がふき出してくる仕様になったようです。
最後のバージョンでは、他の2つと同様に日焼け止めのスプレーやヘッドフォン、バーベキューグリルなどさまざまなものから現金が溢れ出てくる様子を映しつつ「どうしてこんなまどろっこしい描き方をするの? 普通にIbottaを使えばキャッシュバックされますよ、て言うだけじゃダメなの?」という素朴な質問を問いかける息子役の少年にフォーカスしています。
子どもならではの純粋な問いに思わず笑いが噴き出してしまった母親役の女性ですが、その様子を窓の外から見ていた男性は「子どもたちは何もわかっていないな。コマーシャルというのはそんな直接的に言うわけにはいかないんだよ」と発言し、動画は幕を下ろします。