佐渡島で働く人々
黄金色の稲のじゅうたん、どこまでも続く棚田、紅葉で赤く染まる山、空の色を映し出す広い海…。佐渡島には様々な美しい景色が広がっています。
タイトルにある『SADOTS(さどっつ)』とは、佐渡(sado)の課題解決を点と点(dots)でつなぎ、新たな線や面を創るべく、多くの方々と共創する取り組みをイメージした造語。Withコロナ時代を見据え、サスティナブルかつレスポンシブルな島を目指し、ブランディングを進めているそうです。
そしてここからは、佐渡島で働く方々へのインタビューが続きます。
佐渡棚田協議会 会長の大石さんのお話。「僕は、棚田の持っている魅力というのは、初めて見た人達にも感動を与えるし、癒しも与えるし、パワーは持っているんだと最近思う。今を生きている若者たちが、この景色に価値を見出してくれているなら、ちょっとしたら彼らが何か新しい棚田の価値を生み出してくれるという期待は持っている。」
ホテル吾妻 支配人の深見さんのお話。「なに言ってんの。こんな素晴らしいところないじゃないという言葉がどんどん耳に入ってきたことによって、我々も乗っかって乗せられて、楽しくなってきて、一緒に物事をやってる感じです。」
あきつ丸で漁業を営む伊藤さんのお話。「私自身は、佐渡で獲れる牡蠣とか、魚とか、そういったものの品質に関しては、良いものが獲れているなと。そこに対しては自信があるので、高く売れる仕組みづくりができれば、売れる自信がある。」
有限会社加藤酒造店 専務取締役の加藤さんのお話。「地元に根差した酒という個性を、しっかり強烈に磨いていって、佐渡の地酒という立ち位置でありながらも、都市部、または海外でも勝負できるようなブランドにしていきたいという思いで取り組んでいます。」
SADOTS は現在進行形
こうしたインタビューから見えてくるのは、佐渡で働く方々の真摯な姿勢。自分の仕事にプライドを持ち、もっと良くしていきたいという意欲に溢れているようです。
そしてエンディングに向かうにつれ、佐渡島の魅力的な行事や人々の営みが次々と映し出されていきます。さらに、若い女性のナレーションで、「持続可能な社会を作るため、新しい試みを続ける人たちの物語は、今、現在進行形で進んでいる。この島で過ごすことで、見て、触れて、対話して、新しい物差しを手に入れる。佐渡を舞台に、島の魅力を体験しながら、様々な可能性を見つけていく研修プログラム。SADOTS。」と、この動画のメッセージを読み上げ、動画は終了しました。
佐渡島で働く人に密着し、インタビューを重ねながら、この島の魅力や可能性を伝えているこの事例。この動画を見ただけでは、まだまだ理解できないところもありますが、自然の美しさや島の方々の話に魅了され、もっと調べてみようと考える視聴者も出てきそうな予感がします。
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