僕は手伝わない
夫婦共働きで、小さなお子さんを育てている3人家族。まずは、彼らのナイトルーティーンが描かれています。
妻は絵本の読み聞かせをしながら、寝かしつけをしているところ。可愛い娘に甘えられ、妻は愛おしそうに微笑んでいます。
一方、夫はキッチンで夕飯の後片づけ中。残った料理をクレラップで保存し、食器を洗っています。すると、「僕は手伝わない。」という一言が大きく表示されました。いま家事をしているところなのに、その真意とは?
次の日の朝、妻は夫より早く家を出ていきます。夫は「いってらっしゃい」と声をかけたあと、ゴミ出しの準備をしてから、娘と一緒に家を出ました。どうやらこれも、この夫婦の毎朝のルーティーンのようです。
新しい家族のカタチ
そして、「手伝う、じゃなくて僕もやるのが 当たり前だと思うから。」こんな言葉が大きく表示されました。
休日。妻が掃除機をかけている間に、夫は洗濯物を干します。そのことについて、お互い特別なリアクションはとりません。なにげないシーンですが、お互いがそれを“普通のこと”として生活している様子が伝わってきます。
そして妻は、夫が干した洗濯物を見て、娘のズボンの裾がしっかり伸ばされていないことに気が付きます。そっと広げてみると、中からくるまったままの靴下が…。妻は少し呆れた声で「パパ」と呼んだあと、その靴下を見せながら楽しそうに微笑みます。
そんな妻の指摘を受けて、なんとも言えない表情で微笑み返す夫。実は、この動画を制作するにあたり、この夫婦のやりとりをどのように描くか、かなり悩んだとのこと。「男性の前向きさを描きたいが、完璧すぎるのはリアリティがない」といったところから、「夫のできない部分を妻が笑って許すのでは、時代が前に進まないのでは?」「かといって、夫を責めるような反応だと、せっかく芽生えた意欲を削ぐことになるのかも…」などと、表現の模索が撮影中まで続いていたそうです。
こうした試行錯誤を経て、新しい家族のカタチを描いたメッセージムービーでした。動画の内容を見て、皆さんはどのように感じられたでしょうか?自分たちの生活や価値観と照らし合わせ、驚いたり、気づいたり、感謝したり…色々な感想を持たれた方がいたのではないかと思います。全体として、「NEWクレラップ」という商品自体はあくまでわき役ではあるものの、新しい家族のカタチを応援する存在であることを、しっかりアピールしている事例でした。
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