株式会社クレハが、「NEWクレラップ」初のメッセージムービー「僕は手伝わない」篇を公開しました。発売から60年、いつも暮らしの様々なシーンに寄り添い続けてきた「NEWクレラップ」。その間、時代と共に家族のカタチも変化していき、現在は一般世帯の2/3が共働き世帯と言われるまでになりました。そこで同社は、互いに尊重し支え合う新しい家族の在り方を応援したいという思いから、「NEWクレラップ」の“NEW”にメッセージを込めた動画を制作。同じ共働き世帯など多くの人々から共感を呼ぶ内容となっています。

僕は手伝わない

夫婦共働きで、小さなお子さんを育てている3人家族。まずは、彼らのナイトルーティーンが描かれています。

妻は絵本の読み聞かせをしながら、寝かしつけをしているところ。可愛い娘に甘えられ、妻は愛おしそうに微笑んでいます。

一方、夫はキッチンで夕飯の後片づけ中。残った料理をクレラップで保存し、食器を洗っています。すると、「僕は手伝わない。」という一言が大きく表示されました。いま家事をしているところなのに、その真意とは?

次の日の朝、妻は夫より早く家を出ていきます。夫は「いってらっしゃい」と声をかけたあと、ゴミ出しの準備をしてから、娘と一緒に家を出ました。どうやらこれも、この夫婦の毎朝のルーティーンのようです。

新しい家族のカタチ

そして、「手伝う、じゃなくて僕もやるのが 当たり前だと思うから。」こんな言葉が大きく表示されました。

休日。妻が掃除機をかけている間に、夫は洗濯物を干します。そのことについて、お互い特別なリアクションはとりません。なにげないシーンですが、お互いがそれを“普通のこと”として生活している様子が伝わってきます。

そして妻は、夫が干した洗濯物を見て、娘のズボンの裾がしっかり伸ばされていないことに気が付きます。そっと広げてみると、中からくるまったままの靴下が…。妻は少し呆れた声で「パパ」と呼んだあと、その靴下を見せながら楽しそうに微笑みます。

そんな妻の指摘を受けて、なんとも言えない表情で微笑み返す夫。実は、この動画を制作するにあたり、この夫婦のやりとりをどのように描くか、かなり悩んだとのこと。「男性の前向きさを描きたいが、完璧すぎるのはリアリティがない」といったところから、「夫のできない部分を妻が笑って許すのでは、時代が前に進まないのでは?」「かといって、夫を責めるような反応だと、せっかく芽生えた意欲を削ぐことになるのかも…」などと、表現の模索が撮影中まで続いていたそうです。

こうした試行錯誤を経て、新しい家族のカタチを描いたメッセージムービーでした。動画の内容を見て、皆さんはどのように感じられたでしょうか?自分たちの生活や価値観と照らし合わせ、驚いたり、気づいたり、感謝したり…色々な感想を持たれた方がいたのではないかと思います。全体として、「NEWクレラップ」という商品自体はあくまでわき役ではあるものの、新しい家族のカタチを応援する存在であることを、しっかりアピールしている事例でした。

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