手術前の恐怖心と緊張感
今回、ベビーカレンダーが密着するのは、38週5日目となる経産婦さん。過去に子宮筋腫の手術をしたことから、前回の出産でも予定帝王切開をした経験がある方です。
手術前の気持ちは、一度経験していても変わらず恐怖があると話す産婦さん。前回は生まれてすぐ赤ちゃんに触れられなかったことから、今回は触りたいと病院に伝えているそうです。
そして出産前日、産婦さんとご家族が検査入院にやってきました。早速、入院の説明や手術のための検査がはじまります。出産当日も医師や看護師の方々が次々をやってきて、検査や説明が続きました。その様子を見ていると、産婦さんの緊張や不安に寄り添いながら、とても丁寧に対応していることが伝わってきます。
帝王切開による出産
いよいよ手術室に入り、出産のときが近づいてきました。
家族に見送られながら、呪術室に入っていく産婦さん。心電図をつけ、導尿カテーテルを入れたあと、痛み止めの注射を打ち、麻酔を入れていきます。次第に麻酔が効いてきたのを確認していく麻酔科医。意識はしっかりしている産婦さんに、丁寧に説明しています。
帝王切開の手術がはじまりました。医師や看護師の方々に優しく声をかけられ、緊張しながらも微笑む産婦さん。手術中も、「ギュッと引っ張られますよ」「軽くおなか押されますよ」と声かけが続きます。
そしてとうとう赤ちゃんがお腹から出てきました。「はい、生まれた!!」という声と、赤ちゃんの産声を聞いて、産婦さんの表情にも笑顔が溢れました。そして、目には涙が…。
そして出産前の希望どおり、赤ちゃんに触ることができた産婦さん。可愛い赤ちゃんと写真も撮ってもらい、本当に嬉しそうです。その後、様々な処置が行われつつ、医師が産婦さんやご家族に、様々な説明をしていきます。帝王切開で生まれた赤ちゃんは、急におなかの外に出るとまだ慣れておらず、たまに呼吸がうまくできない子がいるとのこと。そのため、しばらく保育器に入れて様子を見るそうです。
院長のインタビュー
そして後半は、今回の手術を担当した佐藤院長のインタビューも記録されています。
佐藤院長によると、現状は5人に1人くらいの方が、帝王切開で出産しているそう。日本ではネガティブに思われがちな帝王切開ですが、佐藤院長は「どんな分娩方法で産むかということよりも、どんな気持ちで妊娠 出産に臨むのかとか、生まれた赤ちゃんをどんなふうに育ててあげるかとか、そういったことに力をいれていければ良いのではないかと思います」と話していました。
出産を控えている女性なら誰もが帝王切開となる可能性がありますが、その詳しい手術の流れを知っている方はとても少ないですよね。この動画を見ることによって、妊娠中の女性もそのご家族も、心の準備ができるのではないでしょうか。ターゲット(出産を控えた方)の真のニーズを理解した動画を制作することにより、同社の認知度を高め、信頼感を得ることにも繋がりそうな事例でした。
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