頼られる存在
2050年のある日、地球防衛プロジェクトチームの三人を乗せた宇宙船は、衛星中継基地にいました。
すると、メカニックの安田さんあてに、一本の電話がかかってきます。
外を見ながらどこかに向かって手を振り、「今行くわ」と答える安田さん。その貫禄ある佇まいは、まるで現代に生きる職人のようです。
すると、デミタスを飲もうとしていたエンジニアの井浦さんが、「また別部隊の修理依頼ですか。」と声をかけました。メカニックとして優秀な安田さんは、それゆえ今回に限らず、たびたび周囲から頼られてしまう存在なのです。
新人パイロットの満島さんも、思わず「自分たちで直せばいいのに…。」と、あきれ顔。どうやら、忙しい安田さんを気遣っているようです。
メカニックとしてのプライド
しかし、安田さんの気持ちは違いました。
「修理ってのは、誰が直しても同じじゃないんだ。」と、二人を諭すように言い、重たい工具箱をグッと肩に担ぎます。
そんな、自分の仕事に対するプライドが高く前向きな安田さんを見て、思わず「かっけぇ」と呟く二人。
そして安田さんは、デミタスをグイッと飲むと、二人に見送られながら出かけていきました。その周囲の期待に応えようとする後ろ姿には、プロとしての自信が満ち溢れているようです。ダイドーブレンド デミタスの新CM「こだわるって、贅沢。」篇でした。
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