宮沢りえさんが思春期の娘のお母さん役として登場。望まない転校をし、心を閉ざしがちな娘を心配しています。そんな時にする、娘へのアプローチがとってもステキなんです。

『娘は、私に優しいウソをついた。』

一家はとある海辺の街へ引っ越してきたようです。新天地での生活に前向きな母とは違い…

望まない転校を強いられ、後ろ向きな娘。

「学校どうだった!?」

「まぁまぁかな。」

『本当はイヤだったよね、転校。』

母には娘の表情から、全てわかってしまうんです。

誰にも言えない孤独な気持ちを、海に向かって叫んでみたり。思春期の女の子は、ただでさえ不安定なのに…新しい場所で一からやり直すなんて、難しいに決まってます。

「あっ!おかえり。」

と声をかけるも…

反応なし。

どうしたものか困ったその時、目に入ってきたのは…

ポッキーの赤箱でした。

「はい、娘さん。話し聞きますよ。」

「ポッキー5本分。」

そんな母のおどけたアプローチに、母と向き合う気持ちになれた娘。甘いお菓子を食べながら、きっと素直に話せそうです。

「ただいまー。」

と、このタイミングでお父さん帰宅(笑)。

「お帰りー。」と、パパへももちろん、優しい笑顔で。グリコポッキーCM「何本分話そうかな」でした。

子どもを心配する親心が鮮明に描かれたこのCM。思春期、反抗期の息子・娘には、『ポッキー何本分話す』…なんて技もアリかもしれませんね。

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