舞台はドイツ・ハンブルク
4年に1度開催されている、車いすバスケットボール世界選手権大会。8月16日から26日までハンブルクで開催されたこの大会に、「リオのパラリンピックを見て勇気づけられた」という篠田麻里子さんが訪れました。
お祭りムードにあふれる会場
世界の強豪選手と応援団のお客さんたちが集まる会場は、このようにお祭り騒ぎに。
闘志にみなぎる女子選手たちも、「イエ~イ!」とはしゃいでいます。
試合会場をチェック
篠田さんは会場内に入り、選手たちが闘うコートをチェック。「広いけれどすごく近くに感じられる」との感想を持ち、観客席からコートに降りていきました。
車いすの選手たちが出入りしやすいよう、バリアフリーな作りになっていることに注目しています。
篠田麻里子もチャレンジ!
脚を怪我して車いすに乗ったことはあるという篠田さんですが、車いすバスケットボールに挑戦してみると、シュートは決まらず苦戦。車いすをスピーディーに動かしながら上半身の筋肉も頭脳もフル回転…という状態に、選手たちは「どうなってるんだろう」と尊敬の念を送らずにはいられません。
選手たちを取材
篠田さんは試合を目前に控えた日本選手たちにお話を聞きに行きました。まずは日本代表キャプテンの豊島英選手。手書きの応援色紙を渡し、意気込みを聞いてみると「非常にいい形で明日の試合に臨めそうだ」とのこと。
続いては、藤本怜央選手。「日本代表らしいバスケットをして、いい結果を残したい」と語りました。
香西宏昭選手は「環境、大会、床、ボード、リングに慣れるというのは毎回ついてまわるが、向かって行くのみだと思っている!」と力強いコメント。
「私も挑戦していきたい」
選手たちの強さや笑顔が人々に与えるパワーや影響力が「すごい」と感心し、「みなさんが挑戦し続ける姿を見ると、私も何かに挑戦したい」と語る篠田さん。
いざ、闘いへ!
試合会場には日本からも多くのお客さんたちが応援に駆け付けました。
篠田さんは2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることは、車いすバスケに注目すべき「いい機会」と言い、「一人一人の応援が未来を変える」と印象的な言葉を残し、応援に励んでいました。
車いすバスケットボール世界選手権大会の日本チームの結果は、9位でした。東京2020大会での活躍にも期待です。
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