子育て真っ最中の時はただ無我夢中に日々は過ぎていきますが、気づけば小さかった子どもも立派な大人。そして結婚して旅立っていきます。一人娘の結婚式。20年前家族で訪れた沖縄へ、再び降り立ちました。
「ねぇお父さん。懐かしいね。」
白い砂浜に碧い海。娘が父に、語りかけます。
そんな娘の姿を眩しそうに見つめるお父さん。いつの間に、こんなに時が経ってしまったのでしょうか…。
そう、沖縄に来たのは、もう20年も前のこと。
「お父さん、淋しそうね。」
エステでのんびりしながら、お父さんの淋しさを娘に伝えるお母さん。でも、実は娘だって複雑な気持ちなんです。
“忙しいなんて、言い訳にならない。”
今でも楽しかった沖縄旅行のことをはっきり覚えている娘、樹(いつき)。もっと連れて来てあげたらよかった…と、お父さんも後悔します。
大人の女性になった娘が
まだ小さかった頃。
「なぁいつき？覚えているかい？」
「砂浜を走るのが下手で、いつも泣いて転んでたんだよ。」幼かった娘を、お父さんは昨日のことのように思い出します。
しょんぼりしている娘に、「大丈夫。いつき。さぁ笑って。」と、小さな手に貝がらをプレゼント。そんな昔のこと、樹は覚えているのでしょうか。
いざ、バージンロードへ。
そしていよいよ、この時がやってきました。
お父さんの胸によぎるのは、小さかった頃の娘の姿。沖縄旅行の楽しかった日々です。
しょんぼりするお父さんに、「大丈夫。」と言って娘が手渡したのは…
“あの日の貝がら”でした。
目の前には「お父さん、さぁ笑って。」と微笑む、美しい娘の姿が。
「覚えてる。いつもお父さんが優しかったこと。」と語る、娘役の相楽樹さん。父と娘の交差する想いに、思わずホロリときてしまいます。3ピース・ピアノバンド「WEAVER」がCMのために書き下ろした新曲「僕のすべて」もステキな、JAL浪漫旅行CM 2017 沖縄 「結婚」篇でした。
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