「吉野屋」の牛丼をテイクアウトして、「家牛」を楽しみたい。その願望を叶えるべく、菅田将暉さんが全力で牛丼を家に持ち帰ります。『勇者ヨシヒコ』を手がける福田雄一監督が監督・脚本を務めた「吉野屋」のWebムービーをご覧ください。

菅田将暉、「家牛」までの道

「牛丼、並、3つお願いします！！！！」ハキハキと店員さんに告げる菅田さん。

「おっきい声。めっちゃおっきい声」と実況を始めるのは店内に居合わせた佐藤二朗さんです。

いざ、全力“早歩き”の始まり！

牛丼弁当を受け取り、「ドアを蹴破る勢い」で店を後にした菅田さんは、「ものすごい早さ」で歩き始めました。「顔もヤバい」と言われるように、目を見開いたりほっぺを膨らませたりとイケメンらしくない風貌に。

様々な障害もなんのその

ティッシュ配りに扮した佐藤さんがティッシュを渡そうとしても、菅田さんはガン無視。汗を拭かれても、ボックスティッシュを渡そうとされても無視を貫きます。佐藤さんに「がっぽり」抱きつかれても振り払い、早歩きを続けます。

“セレブなマッチ売り”にも見向きもしません。「セレブだから買ってあげる必要はない」との佐藤さんの実況にも説得があります。

道路に突如出現した、文字通りのハードルにも驚くことなく、サササッとよけて歩きます。その後に現れる高跳びのセットもただ避けるだけ。

駅伝の選手にさせられるかのごとく、白いタスキをかけられてもあくまでも視線を変えず、歩き続ける菅田さん。

ちょっと揺らぐ気持ち

白いタスキは一体どこへ…？再び商店街に入り、佐藤さんは車のセールスマンとして価格10円の外車で菅田さんの注目を引く暴挙に。果たして菅田さんは足を止めるのでしょうか？

素通りされて「外車より牛丼か…」と悔しがる佐藤さんでしたが、なんと菅田さんは戻ってきました。一瞬喜ぶ佐藤さんですが、やはり菅田さんは踵を返して去っていきました。

「家牛」を実現

「お待たせ！」牛丼3つを掲げ、やっと帰宅しました。

そうです…注文した牛丼は3つでしたが、なぜか食卓を囲んでいるのは4人。佐藤さんも牛丼弁当を持参し、ちゃっかりメンバー入りしていました。

「数々の苦難を乗り越え、うちの将暉はきっといい表情をするはず」となんとも菅田さんになれなれしいコメントをする佐藤さん。「誰なんすか？」と菅田さんに尋ねられ、「吉野家サイコー！」と締めくくる佐藤さんでした。

あくまでも走らず早歩きで家へと急ぐ菅田さんと、それを妨害する佐藤さんの行動と実況が最高におもしろく、「YouTubeでスキップできない宣伝動画だ」と話題の「吉野家」のWebムービーでした。

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