<1月28日(月)>
昔は「告知成孔」とか冗談でも言っていたほど、僕には告知すべきことが多く。というより、スタッフとかライターに任せれば良いわけだが告知文を自分で書かないと気が済まなかったのである。
現在、2期スパンクハッピーのレトロスペクティヴの準備が始まって、本当に久しぶりで、元盤(CD)を手に取っているのだが、歌詞は言うまでもなく、CDだと「襷(たすき)」と言われ、書籍だと「帯」と言われたアレに、短い宣伝の文章が書いてあるのだが(当時は「長めのキャッチコピー」とか言っていた。懐かしいなあ)、それも全部自分で書いていたことを思い出し、ものすごいリアルに書くと「ふ~」とため息をついた。30代後半のエネルギーというのは凄まじい。35過ぎぐらいで「もう自分は歳だ」とかいう男女性がたまにいるが、人間ドックを勧める。
ただ、昔日は「詩人の才能というのは15歳で完成して、先はない」とまで言われたことがあった。「15」の部分が「20代」とか「30代」とかに変換されることはあったが、まあ平均寿命が伸びたのだろう。
還暦を迎えて、しばらく熱中していたことがあった。自分が敬愛するクリエーターが60の時に何をしていて、60を過ぎたら何をしていたか?ということの検索で、100人ぐらいやった結果、わかった事は「60代からは(クリエーターとしての)終活」という事だった。もちろん、本人たちは活動なんかしていない(「終活」の「活」の方の話)。
遠い昔、近田春夫さんが「どんな売れてるアーティストも必ず落ちる。でもいつから落ちたのかは分かりずらい、その瞬間探すのが好きなんだよねオレ笑」と言われて、なんと意地の悪い人だ笑、と感動したのだけれども、その話と大同小異だ。
いきなりだが植木等は「新・喜びも悲しみも幾年月」でキネ旬、日アカ、毎日コンクールで助演男優賞を受賞。これは実質の名誉賞である。ゴダールは「映画史」、フェリーニが「女の都」、北野武は「監督・ばんざい!」黒澤明はノイローゼから自殺未遂を経て「どですかでん」。という感じだ。じわっとくるでしょう?笑
筒井先生は助走3年(要するに57ぐらいから)ぐらい揉めて断筆から中野サンプラザ(サンプラザ中野ではない)で「筒井康隆断筆祭」でクラリネットを吹いている。やはり子供っぽい人は強い。小松左京は「虚無回廊」を断続的に連載、未完である。誰か読んだかこれ? 星新一は57で実質上、筆を折っている。
コメント
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>>26
ちょっと配信の詳細はわからないんですが、ご指摘のシーンに当てたのは「決闘」です。ぺぺの「大天使のように」みたいな刻みが入る奴ですよね?
(ID:85851956)
遅コメ失礼します。
1/31の矢野沙織さんのライブにお邪魔しました。
矢野さんのキメキメの衣装とパワフルで流麗な演奏に圧倒されつつも、ステージの振る舞いやMCではすごく素朴な方という印象を持ちました。
菊地さんのコンダクトの決めのところとかしびれました。
特に大した理由はなく、生まれてこのかた厄除け含めお祓いというものを受けたことがないのですが(特に重要性も感じなかったので…)、厄年にはちょっと思うところがあります。
昔、体調を崩してめちゃめちゃ難儀したことがあるのですが、そういえば大厄にあたる時期だったのに最近気づきました。
かなりインパクトのある出来事だったので、あの経験なしに今の私の人生は考えられないし、正直お祓いを受けたところで防げたとも思えません。
一時は死も覚悟したことで、復活してからは「もうこの先何があっても大丈夫」という変な安心感まで得ました笑
そんな感じで厄(的なもの)は言うほど除けるべきものじゃない気がしますが、もし厄除けのお祓いに行ってたらちょっとは軽症で済んだんだろうか?と思ったこともあります。
そんなこともありまして、菊地さんの今年の厄除けの結果はちょっと気になります^^
(著者)
>>28
御入来ありがとうございました!!!!
「厄年」は、僕の父親が病的に気にしており、これは正しい神道の理解と違うなと思ってから全く眼中になかったのですが、この有様で笑、やはり神は万人に正直であると思いました笑。僕自身も結果は気になるので、刮目ください笑