今、「晴れたら空に豆まいて」の、喫煙スペース(店外)にいてこれを書いている。タバコを吸いながら書くことが多くなった。あと5分で本番である。音楽のライブではなく、無声映画に活弁士の片岡さんと、僕がDJで、即興的に無声映画を解釈してゆく。というイベントでコロナ前は人気イベントだったが、主催であるアーロン・ジェロー先生が日本に来れなくなり(来るのが大変困難になり)中断していた。その再開の初回である。なんと来週もある(なんと別の映画→小津の「東京の合唱」)。
*イベント開始→終わって同じ場所に戻ってきた。
ムルナウの「ノスフェラトゥ」は、最初の吸血鬼映画だ。このイベントは上映が終わったら、出演者3人のクロストークがあるのだが、状況が状況なので、以前のように好きなだけ喋り倒す。という訳にもいかず、全員時計を見ながら慌ててちょっとだけ喋った。オンタイムで語れなかった事をここに書くことにする。
僕はトークイベントで「この映画を通俗的に見せるという目的で選曲した」と言ったのだけれども、ここでの「通俗性」というのは「愛とセックス推しで」という意味である。映画にとどまらず、多くの表現は、愛を直喩的に、セックスを暗喩的に描く(稀な例として、代々木忠のAVなどがある。セックスをそのまま見せ、愛を暗喩的 / 後景的に描く)。当然のことだが、暗喩の方が強烈である。暗喩が故に。
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コメント
あと、この際、御礼なんですが、川勝さんの回の前のいつから、なんのきっかけか、解らないんですが、夜電波には、お世話になりっぱなし、キラースメルス、グリー、ワールドミュージック、ニューオーリンズから今に至るジャズ、瀬川さん、赤坂ラテンクォーターからキャバレーやら、ご幼少の鉄火場の思い出、ソウルに韓流、文武両道ヒップホップ、ニューヨークも、ユーロも、アラビアアフリカ南米北米を巡る菊地成孔さんセレクション、ウチの家と会社回りに炭素埋設して貰った百瀬さんと仲良しだった吉田さんは、バッファロードーターの旦那さんのミキサーの方の家にも埋設した話を聞いたり、去年の誕生日24-MAY-1963には、渋谷セルリアンで妻と息子と一緒に、翌日、恵比寿リキッドルームには、下北沢コフィアエクスピアリのオルガン林さんと一緒に行けて良かったぁ〜、まぁ、モーションブルーとか行けなかったし、ブルーノートも行きたかった、料理とフレンチキャバレーカルチャー、銚子良くも、下世話な愛のナチュラリスト歌舞伎町モードジャズ界隈、よろしくお願いします。
(著者)
>>9
ああ、なんとなーく思い出してきました笑(まだくっきりしていませんが、、、、)
(著者)
>>10
夜電波は、僕もリスナーの皆様から良いバイブスをたくさん頂きましたので、お礼はこちらこそです!
(ID:25625125)
実はムルナウのオリジナルを見ておらず、TSUTAYAでヘルツォークによるリメイクでしか見てないのですが、吸血鬼を一生懸命演じるクラウス・キンスキーよりも、イザベル・アジャーニがコワすぎて、かの怪優がかすむ。という珍作でした。
ムルナウのオリジナルも見てみます。