人は神自体に触れることは出来ず、神の媒介者に会うことだけが出来る。と、これは、神という発明がなされた段階で、全地球が共同的にセッティングした宗教のベーシックですが、残念なことには、優れた媒介者に会うこと自体が少なく、勢い、神の量産が手軽に行われる様になったという意味では、人間は宗教的に、その様に進化したのだ。というリベラルな評価も可能ですし、神という発明品の堕落と評価することもできますが、何れにせよ、優れた媒介者が減っている。という事実だけは動かせないでしょう。

 

 先日の「モダンジャズディスコティーク」は、その事を端的に示したイベントになったと思います。ロマンチック・ババルーの主催者であるダーリンsaekoさんのダンスは、単に分析的な分類をしてしまえばキューバマナーのアフリカンダンス。という事になるでしょう、そんなもん、地球上で何万人が踊れるかわからない。しかし、媒介者である心身の能力。神に選ばれる才能によって、我々を神事の立会人にさせてくださいました。