どうも、
管理者のNDです。
5月30日は、
小笠原諸島西方沖地震の日(2015)から4年です。
1885年以降に記録が残る全地震で現状唯一、
この地震のみが全都道府県で有感地震を記録したとんでもない深発地震となりました。
1900年以降M8クラスの深発地震としては、最も深く670kmを観測、
首都圏ではこの特異的な揺れ方でエレベーターの緊急停止被害が相次ぎました。
強震モニタでも揺れは全土に広がり、沖縄から北海道まで緑以上に染まっています。
振動レベルは2度に分けて増減をしており、M8級ともなると深発地震であろうと
振動レベル2000を超えてくることに驚きを隠せません。
この地震は、BSC24でも生放送中でした。
一時緊急地震速報でM9.1と予測されるなどして当時管理者である自分も流石に困惑しました。
強震モニタで反応も確認できていたので、誤報ではなくなんらか大地震であることが間違いないとし
予報の情報と強震の広がり方から、コメントで大津波警戒としていましたが、
この当時、深発地震を予測できなくなった新強震モニタ利用の緊急地震速報ソフトが
深発と予測する前の予報で更新が止まってしまい、
深発地震と認識するのに時間がかかってしまったことが原因です。
当時はまだここの放送がメジャーじゃなかった頃だったのですが、
この時の間違った情報提供をしてしまったことは今でも動画見返す度に憤りを感じました。
深発の予測がThe Last 10-secondではでているのに、
先に大津波の警戒を呼び掛けてしまったのは自分の中で情報を伝える身分として、
もう少し冷静にならなければならないと思い知らされる地震記録になりました。
まぁ、The Last 10-secondも深発予測になるなら
津波警戒の表示は消してほしかったなとは思いますが・・・。
この地震を記録した動画がこちらになります。当時は、ことりさんが偶然放送している時でした。
ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/so26378001
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=KJYDpFUYbWc
尚、この地震は深発地震や小笠原でちょっと地震があるだけで
当放送は必ずと言っていい程、話題に出てきますので当放送を活用している人ならば、
殆どの人が知っていることでしょう、死者の出なかった地震ですが覚えておいて損はありません。
今回は、
「深発地震で驚いてはいけない。」をテーマにお伝えします。
深発地震が起きると、必ずと言っていい程、
次の大地震が近いのではないかと危惧する人がいたり
その地域の震災が切迫しているのではないかと勘違いする人が必ず放送内に出ています。
ですが、そもそも深発地震は、想定されている首都直下型地震や
南海トラフ巨大地震などとはかけ離れた存在であることをまずはご理解願いたいです。
確かに研究家の中には、北海道の深発地震は千島海溝方面のプレート境界型地震と
結びついているというデータもありますが、統計的に基づく誤差とはいえないぐらいの
違和感によるものであり、しかも年単位での活動であることも多く、ほとんどの場合、
M7以上の深発地震であろうと最大震度4までにしかならない地震は、よほど注意深く見ている
研究者か大それた願望者でもない限りは、四六時中記憶にも残る人などいないでしょう。
ちなみにですが、深発地震で多い場所は鳥島近海などが代表的ですが、
震央としては、想定される南海トラフと同じ場所が震源になっていることもたまにあります。
まずは、そこでの深発地震に驚かないでもらいたいです。
深発地震は、強震モニタなどでは範囲が広いので大地震や瞬間的には印象的ですが、
別に大被害になることはこれまでのケースでもありません。
津波の心配もありませんから、深発地震はむしろ揺れの長い地震を経験する上においては
貴重な訓練だと思ってくれる方が、全然気が楽になると思います。
まずは、深発地震で不安にならないようにしましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
5月30日は、
小笠原諸島西方沖地震の日(2015)から4年です。
1885年以降に記録が残る全地震で現状唯一、
この地震のみが全都道府県で有感地震を記録したとんでもない深発地震となりました。
1900年以降M8クラスの深発地震としては、最も深く670kmを観測、
首都圏ではこの特異的な揺れ方でエレベーターの緊急停止被害が相次ぎました。
強震モニタでも揺れは全土に広がり、沖縄から北海道まで緑以上に染まっています。
振動レベルは2度に分けて増減をしており、M8級ともなると深発地震であろうと
振動レベル2000を超えてくることに驚きを隠せません。
この地震は、BSC24でも生放送中でした。
一時緊急地震速報でM9.1と予測されるなどして当時管理者である自分も流石に困惑しました。
強震モニタで反応も確認できていたので、誤報ではなくなんらか大地震であることが間違いないとし
予報の情報と強震の広がり方から、コメントで大津波警戒としていましたが、
この当時、深発地震を予測できなくなった新強震モニタ利用の緊急地震速報ソフトが
深発と予測する前の予報で更新が止まってしまい、
深発地震と認識するのに時間がかかってしまったことが原因です。
当時はまだここの放送がメジャーじゃなかった頃だったのですが、
この時の間違った情報提供をしてしまったことは今でも動画見返す度に憤りを感じました。
深発の予測がThe Last 10-secondではでているのに、
先に大津波の警戒を呼び掛けてしまったのは自分の中で情報を伝える身分として、
もう少し冷静にならなければならないと思い知らされる地震記録になりました。
まぁ、The Last 10-secondも深発予測になるなら
津波警戒の表示は消してほしかったなとは思いますが・・・。
この地震を記録した動画がこちらになります。当時は、ことりさんが偶然放送している時でした。
ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/so26378001
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=KJYDpFUYbWc
尚、この地震は深発地震や小笠原でちょっと地震があるだけで
当放送は必ずと言っていい程、話題に出てきますので当放送を活用している人ならば、
殆どの人が知っていることでしょう、死者の出なかった地震ですが覚えておいて損はありません。
今回は、
「深発地震で驚いてはいけない。」をテーマにお伝えします。
深発地震が起きると、必ずと言っていい程、
次の大地震が近いのではないかと危惧する人がいたり
その地域の震災が切迫しているのではないかと勘違いする人が必ず放送内に出ています。
ですが、そもそも深発地震は、想定されている首都直下型地震や
南海トラフ巨大地震などとはかけ離れた存在であることをまずはご理解願いたいです。
確かに研究家の中には、北海道の深発地震は千島海溝方面のプレート境界型地震と
結びついているというデータもありますが、統計的に基づく誤差とはいえないぐらいの
違和感によるものであり、しかも年単位での活動であることも多く、ほとんどの場合、
M7以上の深発地震であろうと最大震度4までにしかならない地震は、よほど注意深く見ている
研究者か大それた願望者でもない限りは、四六時中記憶にも残る人などいないでしょう。
ちなみにですが、深発地震で多い場所は鳥島近海などが代表的ですが、
震央としては、想定される南海トラフと同じ場所が震源になっていることもたまにあります。
まずは、そこでの深発地震に驚かないでもらいたいです。
深発地震は、強震モニタなどでは範囲が広いので大地震や瞬間的には印象的ですが、
別に大被害になることはこれまでのケースでもありません。
津波の心配もありませんから、深発地震はむしろ揺れの長い地震を経験する上においては
貴重な訓練だと思ってくれる方が、全然気が楽になると思います。
まずは、深発地震で不安にならないようにしましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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