どうも、
管理者のNDです。

5月29日は、
屈斜路地震の日(1938)から81年です。

この地震では、M6.1と中大規模の地震ですが、
湖底で地滑りが発生した為、屈斜路湖では津波が発生し90cmを記録しました。
珍しい「湖での津波」が発生ということになります。
しかも発生が地震そのものではなく、その後の地滑りで生じたものですから、
連鎖したが故の津波という、稀な事象となりました。
この地震で1人が亡くなりました。


今回は、
「被災後や避難生活中にも"贅沢"は必要」をテーマにお伝えします。

時として、にわかに深刻な問題に発展する懸念材料として自由を求めたい人が増えることです。
悲しいことですが、被災という異常事態だろうと、人の中にはやはりマナーの悪い人や
独創的な思考を突っ切って周囲を考えない発言などが目立っていることがあります。
しかし、そういった人を配慮してあげなければならないのも残念ながら実情です。
少しでも"わがまま"の原因を探ってあげることが意外に大事な要素です。

先日紹介した非常食の代わりとなるお菓子なども、意外に年輩の人達は結構好きです。
せんべいから昔懐かしい10円菓子、おもちなどに至るまで様々です。
いつでも好きなものが食べられるだけの贅沢ぐらいはいつでも備えておくのが良いかもしれません。

若者だったその点は同じです。スマートフォンが手離せない人は今の時代かなりいることでしょう。
停電の時間はどれだけ続くかわかりません。やりたいことができない時の辛さは
何倍もの時間に感じるはずです。避難生活中にはすべきこともかなりあるとは思いますが、
早く元の生活に戻ろうとするためにも、そのような僅かな贅沢を忘れないことが大切です。

贅沢を備えるというのは、何か変な気はしますが、当たり前の物を備えておくということは、
被災中の心のケアに繋がることは確かです。
自分の贅沢が不要であれば、是非他の方の"贅沢"を手伝ってあげてください。
この時、大事なのが「たわいもないお話」であることもあります。
会話をすることがその人のストレス解消、精神の安定に繋がるのであれば
それだけでよいのです。数十分だけでも、付き合うだけの時間を作ってみるのはどうでしょう。
もちろん、近所や友人、家族・親族、誰に対してもこれは有効です。
たまたま知り合った人、腐れ縁でも全然良いのです。時には、支えてみてあげてください。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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