どうも、
管理者のNDです。

10月16日は
伊豆大島土砂災害から5年です。

特別警報級の豪雨が降ったにも関わらず、避難情報の発表が遅れて
勧告さえでずに土砂災害が発生してしまった災害として、
近年の中では大きな災害の部類に入ります。
死者も35人、連続雨量はこの時824mmを記録しました。
真夜中の土砂災害ということもあって、自治体を批判するばかりでもない
自然災害の盲点を突かれた災害とも言えます。 ※当時はまだ広島県の土砂災害も発生していない頃


今回は、
「都心・市街地の土砂災害」をテーマにお伝えしていきます。

東京都で起きた土砂災害ですが、どうせ自分の住む地域はまず発生しないと油断していませんか?
確かに住居をむしばむほどの大災害を起こす土砂災害は少ないですが、
平野部である市街地でも土砂崩れを引き起こすリスクを伴う場所が存在します。

その多くは、大学近くで坂が存在する場所、公園で傾斜の激しい箇所がある場所、
崖のような地形になっている場所などが挙げられます。

東京都区内で具体的な例を挙げると、田端~赤羽の線路沿い、
新宿区戸山公園周辺、六本木の傾斜地といった場所が出てきます。
割と身近な位置に存在するので、土砂災害のリスクを知らなかったと言わないように
通学路・通勤する道等に今一度リスクがないか調べておきましょう。
多くの場合は道路を寸断するような形になるため、車をよく使う人が被害に遭うことがあります。
都心部でも傾斜の強い場所を通る際は、通行を避けましょう。
また、土砂災害は直下型地震でも突発的に、局所的に発生する可能性もあります。
老朽化が進んだ塀などがあれば、そこにも注意が必要です。
今回東京を例に挙げましたが、大阪や京都、福岡、愛知などもそのような地域が多く存在します。
むしろ東京より多いぐらいなので、平野部でも地元で有名な坂がある地域はしっかり
確認してください。また、電車では景色で左右が崖になる部分では崩落の可能性も
ゼロではありません。都心部なら他の地域より低リスクですが、複合災害時には
盲点となる場合があります。地震が多数発生する、災害後に大雨など、
様々なケースが考えられますので、心配であればチェックしてみてください。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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