意図的に演出されるアメリカ国家予算の歳出の強制削減は、通貨発行権と肥大化した軍事費の矛盾の表れ
(以下転載)
日本経済新聞 米財政協議 なお溝深く 予算の強制削減発動、次の展開は
【ワシントン=矢沢俊樹】オバマ米大統領は1日、2021年度までに米連邦予算を総額1兆2千億ドル(約110兆円)削減する大統領令に署名し、歳出の一定額を自動的にカットする強制削減措置が発動した。財政再建問題で与野党の合意が得られなかったためだ。大統領と与野党は暫定予算が失効する3月末に焦点を合わせて打開の糸口を探るが、どう転ぶかは見通しにくく、きわどい攻防が続きそうだ。
(転載終了)
アメリカ国家予算の歳出の強制削減が行われた。
これによって、政府の予算が削減されるため、公務員への給料などの支払いが一部で出来なくなったり、政府サービスの削減が行われる。早速、支出がかさむという事で不法移民を2000人を釈放するようだ。
<リンク>ボイスオブロシア 米国で予算不足から拘留中の不法滞在者2000人を釈放
http://japanese.ruvr.ru/2013_03_03/106699527/
まさに国家機能不全の模様を呈しているのだが、今回の歳出の強制削減の原因も、財政赤字問題に突き当たる。
アメリカ政府は莫大な財政赤字を抱えており、それに対する元利の支払いの財源を巡って民主党と共和党で争っているのだ。
この危機は必然的におきているのではなく、相変わらずの金融茶番劇だ。
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