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銀行権力の戦略家ブレジンスキーが死去 イスラム過激派テロリズム支援、対ロ強硬政策の中心人物

2017/05/28 16:00 投稿

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(本文)


61TbiJUX_normal.jpgSputnik 日本@sputnik_jp 

米政治のキーパーソン、ブレジンスキー氏(89)死去 https://t.co/lpf7S8iKON #ニュース #米国 #政治 #冷戦 #国際関係 https://t.co/bUyyay3kwu

2017年05月27日 16:21

ブレジンスキーが26日に89歳で亡くなった。


ブレジンスキーは1930年代にポーランドから米国に亡命した米国人であり、

1970年代のカーター政権の国家安全保障補佐官を務めた人物である。


余り表には出てこないが、実際は、カーター政権以降の米国の対外戦略を

立案し、実践してきた国際銀行権力の主要戦略家であり影の黒幕だった。


ブレジンスキーの行ってきた政策は次の通りである。


・イスラム過激派テロリストの生みの親

→対ソ連のためにアフガニスタンのイスラム過激派を組織化し、アルカイダを創設。

911自作自演テロ、ISイスラム国の支援など、現在まで続く、欧米と中東産油国が

育成するイスラム過激派テロリズムの源流を創りだす


「オバマ危険な正体 ウェブスターGタープレイ 成甲書房」より転載

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P173

ブレジンスキーはまた、アルカイダの誕生にも関与している。アルカイダは米英情報

機関が全額出資して創設した組織で、当初の目的はカイバル峠の北にある

ロシア領を侵食することであった。ブレジンスキーはポーランドをめぐるロシアとの

戦争をおこしたくてしかたがないようだ。たとえそれが、ロシアとの全面核戦争

を意味したとしても構わないのだ。

(転載終了)



・カーター政権におけるカンボジアのポルポト政権の支持


→「オバマ危険な正体 ウェブスターGタープレイ 成甲書房」より転載


P194 ブレジンスキーはポルポトを支援したことを認めており、したがって20世紀

最大の人道に対する罪に加担したことになる。ポルポト政権は200万人から300万人の

自国民を殺害しているのだ。

1981年、カーター大統領の安全保障問題担当補佐官を務めていたブレジンスキーは

次のように語った。「私は中国にポルポトを支援するように勧めた」

(転載終了)


ブレジンスキーの戦略は、ソ連と中国を反目させることにあり、そのため、ソ連に支援

されるベトナムと、それと対立するポルポトを中国に支援させて、対立をつくりだした。



・対ロシア最大の強行派

→ブレジンスキーは極端なソ連嫌い、ロシア嫌いであった。当然、ロシアはそのことを

熟知しており、ブレジンスキー一派が米国の反ロシア政策をけん引している中心勢力

であることを指して彼らの目指していることを「ブレジンスキー計画」と呼んでいた。


・対ロシア包囲網と不安定化のためのウクライナ、グルジアなどで起こされた

カラー革命とクーデターに関与


・ロックフェラー、とともに日米欧三極委員会を創設。この三極委員会が米国の

カーター知事を大統領に選出した。

日本を経済大国ではあるが、国家として何も決めることが

できない「ひ弱な花」、「米国の保護国」とと呼んでいた。

(この指摘は全く正しい)



・最近はインターネットの発展により、マスコミの世論誘導が行いにくくなっているのにいらだち、

「百万人をコントロールするより、殺す方が簡単な時代になった」と暴言を吐いている。


https://youtu.be/Gc9rsvBIh9U


・極小国家計画

→民族感情を意図的に煽ることで、ユーゴスラビアのように国家を解体し、

極小国家に細分化させる計画を立案。それによって国際銀行権力に対抗できる

大国の存在を抹殺しようとした。

「ブレジンスキーのような理論家たちは、武装解除後はロシアを三つか四つの国家に

分割するべきだと主張している。そのような世論が実際に存在するならば、私は

それに反対する」プーチン、ロシア大統領 二〇〇七年六月四日


・FEMA(緊急事態管理庁)の創設者の一人

悪名高き米国の強制収容所施設を用意しているFEMAの創設者の一人である。

文明の衝突の著者であるハンチントンも創設者に名を連ねている。


etc・・・・



他にも様々な謀略に関わった形跡があるのだが、

とても書ききれるものではない。


ネオコンとともに米国の黒歴史を体現してきた戦略家である。


ブレジンスキーの死は現在、米国で起こっている反ロシアキャンペーンを緩和する

意味があるかもしれない。


ただしブレジンスキーは一戦略家に過ぎない。


彼自身は、ロックフェラーやロスチャイルドのように巨大な財閥の生まれではない。

国際銀行権力の雇われ戦略家である。


国際銀行権力の存在は厳然として存在している。


安倍自民党で行われてきた司法取引、秘密保護法、テロ等準備罪(共謀罪)

などの法整備は、民主政治の下で市民を管理する体制づくりだ。


これらはブレジンスキーらが練ってきた国際テロリズム、FEMAなどの恐怖政治の

流れの一環なのである。


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