原子力規制委員会が関電高浜原発の審査書を正式決定したことについて、日本共産党原発・エネルギー対策委員会の藤野保史事務局長(衆院議員)が12日発表した談話は、次の通りです。
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原子力規制委員会は、本日、関西電力・高浜原発3、4号機が「新規制基準」に適合しているという「審査書」を正式決定しました。活断層、避難計画、MOX燃料の危険性や集中立地の問題など、まともな検討もないまま決定されたものであり、断じて認められません。「再稼働先にありき」の決定はただちに撤回すべきです。
高浜原発は、昨年5月、福井地裁から運転差し止めを命じられた大飯原発のすぐ近くにあります。大飯判決の運転を差し止めた福井地裁の主張は、その多くが高浜原発にもあてはまります。再稼働など到底許されません。
一昨年9月に大飯原発が稼働停止して以来、日本では510日以上、「稼働ゼロ」が続いています。どの世論調査でも再稼働反対が多数です。今後も、「地元の同意」など多くのたたかいがあります。日本共産党は、全国の皆さんと力をあわせて、再稼働をストップし、「原発ゼロの日本」を実現するために全力を尽くします。
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