第4回東北市町村長九条の会交流会が16日、秋田市で開かれ、首長経験者14人ら32人が参加しました。東北地方6県で首長経験者による9条の会がそろい「東北六県市町村長九条の会連合」を結成しました。
交流会座長を務めた「憲法九条を守る秋田県市町村長の会」呼びかけ人代表の千田謙蔵・元横手市長は、前日の安保法制懇の報告をうけての安倍首相の記者会見に触れ「集団的自衛権行使の第一歩を踏み出した」と指摘。「その翌日に交流会を開催することに因縁を感じる。勇気をふるって戦争を許さない決意を固めたい」とあいさつしました。
各県の会から「三沢の米軍基地や六ケ所の核燃施設など、有事となれば真っ先に狙われる。絶対に戦争させない」(青森県・市町村長九条の会代表の木下千代治・旧大畑町長)など決意が語られました。
会連合として「絶対に戦争への道は許さない!」と題したアピールを発表。アピールは、安倍首相に対し、国民を欺く言説を吐き、正当な憲法改正の手続きを踏むことなく「閣議決定というナチス以上の手口で憲法9条をなきものにしようとする暴挙だ」と批判しています。
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