3D小説「bell」本編

■久瀬太一/8月8日/26時30分

2014/08/09 02:30 投稿

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  • bell本文08月08日
久瀬視点
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 気分を変えたかったのかもしれない、オレはホールにある、大きな石版の前に立つ。
 そこにはなにか、どす黒いものがべっとりと付着していて、なにが書かれているのかは読み解けない。この辺りで戦った兵士のものだろうか、と考える。悲しい気持ちになる。
「この石版が、気になりますか?」
 とサクラが言った。
「まあ、読めた方がいいんじゃないかな。たぶん」
 彼女はこの黒いものの正体を想像もしていないのだろうか、ほがらかに笑っている。
「じゃあ、お掃除しましょうか」
「掃除?」
「これくらいなら、拭えば読めると思いますよ」
 それはそうだ、とバスの中のオレは思った。
 石版の前に立っているオレは、しばらく考え込んだあとで、頷く。
「じゃあ、そうするか」
 ――どうして、オレはためらったのだろう?
 あのスマートフォンの指示にはないことだったのだろうか。
 ――オレとソルとで、獲得情報が違う?
 そういえば、ソルたちはどうやって、この不思議な世界のことを知っているのだろう? 
読者の反応

TeamFirpfut / 南雲 @jin_nagumo 2014-08-09 02:30:59
あれ?!描写が変わった?!  


OMG @omg_red 2014-08-09 02:30:54
拭える……だと……  


やいば @YAIBA9999 2014-08-09 02:31:24
まぁ、拭けばいいよねw普通w  


lits07@探検中 @lits07 2014-08-09 02:32:05
石板読めるようになるっぽい?  





※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。
お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント(  @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。
なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。
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久瀬視点

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