■３Ｄ小説『bell』の今後に関しまして:３Ｄ小説「bell」本編: ３Ｄ小説『bell』(少年ロケット)

　皆さま、お久しぶりです。

　３Ｄ小説『bell』の執筆を担当している、河野裕と申します。

　３部の開始まであまりにお待たせしていることが、皆さまの負担になっている面があるのではないか、という思いが募っておりますので、今後の見通しに関しましてご説明させていただきます。

　実のところ、３部の開始前に、『bell』に関する小説を一本執筆したいと考えております。

　これはリアルイベントが存在しない純粋な小説で、おそらく紙の本として出版されるはずです。

　ストーリー的にも、これまでとはずいぶん様相の異なるものになる予定です。

　この小説は元々執筆が予定されていたものではなく、２部の終了後、「書かれるべきだ」という判断で予定に組み込んだものです。

　とはいえ出版スケジュール上、私は「それを書く前にこちらを書かなければならない」という原稿をいくつか抱えておりまして、今年は一年間、「他のスケジュールを消化していくこと」が『bell』にとりかかるための仕事となっておりました。私なりに、これまでよりは執筆ペースを上げたつもりだったのですが、それでも進行度は未だ５割といったところです。本当に、心より申し訳なく思っております。

　この場で皆さまにお伝えしたいのは、「３部の開始は、『bell』に関する、『ある小説』が出版されたあとになる」ということです。そしてそれまでに、私は別の小説をもういくつか執筆する必要があります。なかなか途方もない道のりです。

　皆さまは、さらにずいぶんお待たせすることになるかと思います。

　どうか、「今か？　今か？」と身構えることなく、ゆっくりのんびり、その時までお過ごしいただけましたら幸いです。

　その代わりといってはなんですが、１２月２５日に、夏に行った懇親会とは少し違った形の、ささやかなイベントを行う予定があると秘書さんから聞いております。

　もしお時間がありましたら、ご参加いただけましたら幸いです。ご自宅からご参加いただけるみたいです。

　私は（３部の開始が１日遅れることを許していただけるなら）時間がありますので、参加する予定です。

　それでは、皆さまのクリスマスが、より良いものになることを祈っております。