概ね日本の経済は小林先生の認識で間違いないと私も思います。スティグリッツ教授は、確かアベノミクスを評価したとき、財政政策（旧第２の矢）と金融政策（旧第１の矢）をパッケージでやることを評価していたと記憶しています。今回の来日でも「消費税増税に否定的」はニュースになるのに「日本は金融政策などを行っているが、財政政策がこれから必要だ」というコメントの記事は、即座に削除されているそうです。（政府の言論封殺？それとも報道しない自由？）だから、小林先生が違和感を覚えたニュースも今回と同様、一部を切り取って報道されたモノではないでしょうか？
不景気時には「政府がお金を借りて使う」という当たり前のことを「報道されたくないのか」「報道したくないのか」
いずれにしても、「国の借金」などの間違った言葉や「ファンダメンタルズ」「物価の基調」「通貨の信任」などの曖昧な言葉を、しっかり私たちが「それはなんだ？」と考え、定義し、理解することが大事だと思います。おっしゃる通り、国語力が大切ですね。