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中曽根内閣は右派内閣と見られていますが、田中曽根内閣と呼ばれるくらい、田中派の力が強い内閣でした。
官房長官は後藤田正晴。カミソリと言われるくらいのキレ者でしたが、政治的には左派です。
靖国、教科書問題など中曽根内閣事態が左派勢力に媚びる内閣であったため、このような条約を結んだんでしょうね。
まあ、条約と言えば日本国憲法自体も条約に近いものです。よく左翼が東京裁判を受け入れたから独立できたと言いますが、受け入れたのは日本国憲法です。日本国憲法に基づく法律、政令、政治運営をして民主主義国家に生まれ変わりましたから、独立させてくださいがサンフランシスコ講和條約です。
本来の憲法の形をしていないために自衛隊、日米安保条約に基づく基地提供が違憲だ！と出てくるわけです。先ずは正常な憲法を取り戻すことが緊急課題だとは思います。しかし、政府はナアナアとこの憲法を運用した為に現在のような戦後体制が作られたと思います。
左翼が国連で暗躍できるのは、敗戦国である日本の弱みを外圧で利用できるという確信があるからですね。外圧により改正された憲法。外圧により結ばされた安保条約。外圧には従うしかないという国家は独立国とは言えないでしょうね。