タコ社長 のコメント

堀辺さんと言えば、如何しても格闘技系との関わりが深くて、
ゴー宣道場より遥か以前からの「格闘家」としてのイメージが私には強く有ります。
掌底打ちや延髄斬り・浴びせ蹴り・通しなどの技は、プロレスのみならず、
日本に於ける総合格闘技の戦い方に重大な影響を与えています。

特に掌底打ちは、オープンフィンガーグローブが一般的になる以前、
顔面への拳に寄る攻撃が厳禁だった時代には、物凄い武器となりました。
佐山聡や藤原喜明や前田日明や船木誠勝や獣神サンダーライガーに限らず、
初期の日本に於ける総合格闘技は顔面攻撃は=掌底打ちだったので、
堀辺さんの功績はかなり大きいと思います、何せアントニオ猪木にも指導をした訳ですからね。
少なくともグレイシー柔術が出て来るまでは、掌底打ちは唯一の手に寄る攻撃手段で、威力もかなり有りましたから。
実はこの事は古武道のみならず、日本発信の近代格闘技(空手道・合気道・剣道・講道館柔道・少林寺拳法・日本拳法等)が、
実は、野見宿禰や当麻蹴速から始まったとされる日本古来からの武術・武道の掘り起こしの面が多々有ったのですよね。
植芝盛平や武田惣角、塩田剛三・澤井健一・木村達雄などと並び称される功績が堀辺正史さんには間違いなく有ると、
私個人は考えています。

No.109 106ヶ月前

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